過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/02(火) 20:44:00.66 ID:AOsh3kuro

律子「765プロの今のメンバーは、貴音と響を除けば、みんなほぼ同期と言ってもいいんですけど、
   私とあずささんはその中でも、一番の古株だったんですよ」

律子「だから、私達はいつも一緒だった。のんびりしていて、目を離せばいつも迷子になる
   あずささんのことを、私は放っておけなかったし……、
   あずささんもあずささんで、私のことを、まるで妹のように可愛がってくれたから」

律子「……でも、あんなことがあって……」

P「……事故のことか?」

律子「……はい。あの事故があってしばらくの間は、あずささんは心を閉ざしてしまったわ」


  *  *  *


律子「私はあずささんに、なんとか元気になってもらいたかった。
   同じ事務所の仲間としても、ひとりの友人としても」

律子「……だけど結局、私はあずささんに何もしてやれませんでした。
   あずささんが立ち上がれたのは……貴音と、そして何より、響のおかげだったから」

P「響?」

P(そういえば、先週も音無さんが、響とあずささんがどうこうって言ってたな)

律子「響から、話を聞いてませんか?」

P「あ、ああ、特には何も……」

律子「そう……。ま、こんなことも、あの子にとっては当たり前のことで、
   話すまでも無いと思ったのかもしれないわね」

P「……なぁ、律子。響とあずささ──」

律子「え?」

P「……いやごめん、なんでもない」


P(響とあずささんの間に何があったのかは、誰か他の人から聞くより、
 今度直接本人達のどちらかから聞く、と決めていたんだったな)

P(今はそれより、律子自身の話を聞くとしよう……)


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