過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/04/12(金) 02:02:54.86 ID:TrQ2IstQo
P(……もうこうなればヤケだ)
P(どうなるかはわからないけど、俺の行動次第でとんでもないことになりそうな気もするけど、
最後まで突っ走ってやろう……!)
響「うぅ……も、もう自分、プロデューサーが言ってること、ゼンゼン……!」
P「響」
響「え?」
P「……こっちにおいで」
響「……っ」
響「……う、うん……」
* * *
P(……でもまさか、本当に来るとは)
響「おじゃまします……」
P「あ、ああ……」
ギシッ……
P(椅子に座った俺のふとももの上に、響が乗っかってきた)
P(人間座椅子の変形と言う感じだろうか。
向かい合って抱き合っているわけではなく、響は背中をこちらに向けているので、
その表情を俺には見ることはできないが……)
P(熱くなった響の体温は、たとえ背中越しでもこの胸に感じることができる)
響「うぅ……」モジモジ
P(さっきまでの元気はどこに行ったのか、響はまるで、
借りてきた猫のように身体を縮ませてしまっていた)
P(すぐ目の前に見える二本のアホ毛は、さっきから落ち着かずにぴょこぴょこ動いている。
俺の鼻先にはちょうど響のつむじがあり、そこからなんだか良い匂いがしてくるし……)
P「すぅー……はぁー……」
P(──あたたかい、女の子の香りだ)
P(それにしても……位置的にはしかたないのかもしれないが、
さっきからポニーテールがちょくちょく口の中に入ってくるな。もぐもぐ……)
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