過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/04/12(金) 05:19:43.44 ID:TrQ2IstQo
P「ひ、び──」
響「自分のこと、いつだって、大切だって言ってくれても……!」
響「それでもプロデューサーは……──き、とは、言ってくれないのに……!」
P「っ!」
響「なんで……! なんでこんなに、優しくするんだよぉ……!
なんで自分のワガママ、聞いてくれるんだよぉ……!」
P「……」
響「う、う……うぇぇぇん……!」
ぽろぽろ……
P(小さく拳を握り締め、俺の胸を何度も何度も叩きながら……
響の瞳から、再び、涙が零れ落ちた)
P(響が言っていることは、なにもかも、間違いなく、正しい。
だから、俺にはもう……、何も言えなかった)
P(もう、タイミングは去ってしまった。
今このタイミングでは、何を言ってもウソに聞こえてしまうだろう)
響「バカ、バカ……!」
P「……うん」
響「突き放してくれないなら、そんな風に言うなら……、
もしかしたら、って……思っちゃうだろ……!」
P(……だから今、本当に馬鹿で、どうしようもない俺に出来ることは)
P(響の言葉を、全部、受け止めてやることだけだ)
響「そっちの方が、苦しいのに……!」
響「自分の気持ち、いつも、振り回してぇ……!」
響「バカぁ……もう、お前なんて、バカデューサーだぁ……!」
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