過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/04/26(金) 01:51:33.21 ID:sBQhHwDSo
P「──やよいの汗の匂いを、嗅ぎたかったんだ」
やよい「えっ」
P「いやちがう。正確に言えば、やよいの汗をかいているか確かめたかった。それだけなんだ」
やよい「……」
P「やよいは今日も、レッスンが終わるなり、シャワーも浴びずにすぐ帰って行っちゃっただろ?
スーパーの特売セールがあるって言って」
やよい「はい……」
P「そのスーツケース。確か、みんなと話してたよな。
それは伊織からプレゼントしてもらった、特注の買い物バッグなんだって」
P「やよいはいつも家族の為に頑張ってる。今日みたいに、みんなといる時間を削ってまで……。
だからそんなやよいが、汗で気持ち悪い思いをしていないかなって、確かめたかったんだ。
それに、もう寒い季節になってきた。汗をかいたまま外を出歩いたら、風邪を引いてしまう」
P「……俺は律子からやよいを預かっている身だ。やよいの体調を考えるのが、一番の仕事だから」
やよい「……そうだったんですか……」
P(いけるか……?)
やよい「でも、あんなやり方じゃなくても良かったんじゃないかなーって……」
P(ですよねー)
* * *
P「……というのは半分。正直に言うと、もう半分、別の理由がある」
やよい「別の……?」
P「……単純に、やよいのことを抱きしめたかったんだよ」
やよい「!」
P「変態だって感じるだろうけど……俺、いつも思ってるんだ。
やよいは本当に可愛い。思わず抱きしめてなでなでしたくなるって」
やよい「あぅ、その……」
P「……でも、俺はプロデューサーだから。
仕事上の関係でしかいられないから、今までずっと我慢してきた」
P「それなのに……ここにきて、鼻歌を歌うやよいがあまりにも可愛過ぎて、
自分で自分のことを抑えられなくなっちゃったんだ」
やよい「……」
P「……本当に、ごめん」
やよい「ぷ、プロデューサー……」
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