過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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447:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 02:49:15.94 ID:sBQhHwDSo

P(……それから俺は、やよいを家まで送っていくことになった)

P(こんな夜中にひとりで歩いていたら、
 いつまた俺のような輩に目を付けられるかわからないから……)

P(きっとやよいとしては、複雑な気持ちだろう。あんなことがあった直後だし。
 しかし「送っていく」という俺の提案に対して、彼女はふたつ返事でOKしてくれた)

P(……本当に、優しい子だと思う。こんな俺に、
 もういつもと同じように接してくれるなんて……)


テクテク……

   カラカラカラ……


やよい「……あの、プロデューサー」

P「な、なんだ?」

やよい「……私、ちょっぴりうらやましかったんです」

P「羨ましい?」

やよい「この一週間、フェアリーズステップの皆さんとプロデューサーが、
    すーっごく仲良くしてるのを見て……」

やよい「だから私、いいなぁって……みーんな、
    プロデューサーのことが大好きなんだなって、思いました」

やよい「えへへ……私達は最近、あんまりそういう風に出来なかったから」

P「私達って、スプラッシュのことか?」

やよい「……はい」


  *  *  *


やよい「プロデューサーも知ってると思いますけど、
    私達はこの前、フェスで負けちゃって……」

やよい「……だから、律子さんも春香さんも貴音さんも、最近はすっごくシンケンなんです。
    いつもみたいに楽しくお喋りすることも、出来なくて……」

P「……さみしかったのか?」

やよい「……」


P(俺の問いに対し、やよいは何も言わなかった)

P(けれど、その瞳にはいつものような元気は宿っておらず、はっきりと寂しさが浮かんでいた)


やよい「……えへへ、ごめんなさいっ! なんか私、ヘンなこと言っちゃったかもー……」

P「……」


P(……やよいはユニットのリーダーだ。
 簡単に弱音を吐いてはいけないって、そう思っているのかしれない)

P(フェスで負けた悔しさと、ユニット内での急激な空気の変わりよう。
 こうなったことは、誰も悪くない。ただ、年齢の割にはしっかりしてるやよいの心でも、
 やっぱり戸惑いは隠せないんだろう……)


1 「愚痴っていいよ」と言おう
2 「しっかりしろ」と言おう
3 何も言わないでおこう
4 その他

>>448


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