過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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460:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 12:52:03.96 ID:sBQhHwDSo


P(やっぱり、気になるな。ちょっと話しかけてみよう……)


P「……あずささん」ヒソヒソ

あずさ「あ……プロデューサーさん。
    ごめんなさい、起こしてしまいましたか?」

P「いえ、元々起きてました。それに、そんなに小さなため息くらいじゃ、
 眠りについた俺を起こすことは出来ませんから」

あずさ「……ふふっ。ため息、聞かれちゃってたみたいですね」


  *  *  *


P「……何かあったんですか?」

あずさ「……」

P「言いたくないならいいんです。でも、今だけは俺は、
 あずささんのプロデューサーだから……相談したいことがあれば、なんでも言ってください」

あずさ「……ありがとうございます、プロデューサーさん」

あずさ「あなたのプロデュースを受けているみんなは、きっと幸せですね……」



カタンカタン……

    カタンカタン……



P(そう言ったきり、あずささんは目線を窓の外に向けてしまった。
 流れていく景色をぼんやりと眺めているようだが、風景を楽しんでいるというわけではないのだろう)

P(……あずささんが今何を考えているかは、俺にはわからない)

P(のんびりしているようで、その実しっかりしていて……
 いつだって優しい、みんなのお姉さん。でも、あずささん自身は……
 今まで、誰かに頼ったりしたこと、あったのだろうか)



あずさ「……プロデューサーさん」

P「は、はい」

あずさ「あの……ひとつ、お伺いしたいのですけれど」

P「……なんですか?」

あずさ「……もしも、もしも私が、道に迷ってしまったら……、
    あなたは、私を助けてくれますか? 私を、導いてくれますか?」

P「……」


P(道に迷ったら? 迷子になったときの話だろうか?
 あずささんが迷子になるのはいつものことだけど、でもなんで急にこんな話を……)

P(うーん、もしもあずささんが道に迷ったら……そのとき俺は……)



1 もちろん、俺が迎えに行きます
2 約束は出来ません
3 その他

>>461


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