過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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530:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/30(火) 01:35:01.81 ID:F9MHBgsYo

P(……だんまりを決め込んで、ただ現状を維持するようにと言っても、
 納得出来るわけがないだろう)

P(雪歩に話そう。でももちろん、心配をかけない程度に……)



P「……雪歩。役に立ちたいって思うその気持ちは本当に嬉しい。
 だけどこの件については、ひとまず俺達に任せておいてくれないか?」

雪歩「……私達じゃ、何も出来ないってことなんですね?」

P「……ああ、はっきり言ってしまえばそうだ」

雪歩「……っ」

P「でも勘違いしないでくれ、役に立たないって言ってるわけじゃない。
 雪歩たちはアイドルで、アイドル達に笑顔で活動させることが、俺達裏方の仕事だから」

P「だから雪歩には、これまで同様レッスンに励んで欲しい。
 またいつも通りの日常が戻ってきたときに、すぐにでも動き出せるようにさ」

P「そういう姿を想像することが、俺達にとって一番の活力になるんだから!」

雪歩「……わかりました。でも、ひとつだけ……」

P「なんだ?」

雪歩「これは……他の事務所が、関係しているんですか?」

P「……、……雪歩の口の固さを信頼して言うが、おそらくそうだ。
 裏が取れているわけじゃないから、他言はしないで欲しいんだけど……」

雪歩「……そうですか。私が原因じゃないってことは、やっぱり……」

P「やっぱり?」

雪歩「あっ、い、いえ! なんでもないですぅ!」



P(なんだろう? 雪歩は雪歩で、『自分が原因だ』と思う以外にも、
 なにか心当たりがあったってことかな?)

P(それは一体……)



雪歩「あ、あのプロデューサー! それよりっ!」

P「あ、ああ。どうした?」



P(……気になるって顔をしていたのが、バレたみたいだ)

P(だけど雪歩のこの態度を見るに、彼女としても、
 あまり聞かれたくはない話なのかもしれないな……)


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