過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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582:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/01(水) 04:09:03.55 ID:6avHOid2o

P「……、」

響「……プロデューサー」

P「え?」

響「あのさ、自分、ちょっと聞こえちゃったんだ。
  さっきの電話……あれ、千早でしょ?」

P「……ああ」

響「それでプロデューサーは、迷ってるんだよね。
  千早のとこに行くか、真美と一緒に行くかって……」

P「……」

響「自分、どっちがいいかなんてわかんないけど……、
  そうやって悩むなんて、プロデューサーらしくないって思うぞ」

P「……どういうことだ?」

響「……プロデューサーなら、どっちかだけを優先したりしない」

響「自分達が困ってるなら、すぐ飛んできて助けてくれるし、
  自分達が話したいって言うなら、すぐに会いにきてくれるって思うさー」

響「だから、真美か千早……、
  どっちかだけを取るなんて、プロデューサーらしくない!」

P「……響……」



P(……そうだな。どちらかだけを選ぶことなんて、出来ない)

P(千早が話したいというなら、俺は話を聞きに行く。
 真美がついてきて欲しいというなら、俺はどこまででもついて行く)

P(最初から決まってたんだ、こんなことは……!)


  *  *  *


P「……ありがとう、響。お前のおかげで、
 俺がこれからどうすればいいかわかったよ」

響「えへへっ! それで、どーするんだ?」

P「……千早も連れて、水谷さんのところへ行こう!」

響「うんっ! それでこそ、自分達のプロデューサーだぞ!」

P「真美、それと秋月さん。それでもいいかな?」

真美「うん! みんなが来てくれるなら、百人力……
   いや、千人力くらいはあるっしょ! たぶん!」

涼「私も、それでいいです。皆さんなら、きっと絵理ちゃんと話が出来ますから……」

P「……よし、それじゃあ、決まりだ!」


P「行こう、みんな!」

「「「はいっ!」」」



P(こうして俺達は、千早も連れて、水谷さんのところへ向かうことになった)

P(なぜ千早が、東豪寺プロダクションへと行っていたのか……。
 そしてなぜ、秋月さんが真美を水谷さんに会わせようと思ったのか)

P(……それはきっと、もう間もなく明らかになるだろう)


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