過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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591:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 21:32:45.00 ID:IolXCW+Ko

P(……とにかく今は、水谷さんのことを知るほうを優先すべきだな。
 言いたくないなら、無理に言わせることもないだろう)

P(もしかしたら、彼の正体に関することかもしれないしな)


P「……それについては話さなくてもいいから、続きを聞かせてくれ」

涼「は、はい」


  *  *  *


涼「皆さんご存知かもしれませんが……、
  絵理ちゃんのプロデューサーは、尾崎玲子さんだったんです」

涼「これは社長から聞いた話で、私も詳しくは知らないんですけど……
  絵理ちゃんは尾崎さんと一緒に、それこそ異常なスピードでメジャーアイドルへと成長していきました」

P「異常?」

涼「……そうです。デビューしてから一ヶ月ちょっとでランクCアイドルになるなんて、
  決して、普通じゃありません」

P「……でもそれは、彼女に才能があったからだろう?」



P(さっき、岡本さんも言っていた……)


『……魔法なんて、何も使っていませんよ』

『ただ、絵理ちゃんには、とっても大きな才能があって……
尾崎さんが、それを咲かせてくれたというだけのことです』


P(あのときは俺も、そういうことかと納得してしまったけど……本当は、違うのか?)


  *  *  *


涼「才能があったのは、本当だと思います。
  私も昔の絵理ちゃんの映像を見る機会がありましたから、それくらいはわかります。
  そして、尾崎さんが優秀なプロデューサーであったということも……」

涼「──でも、それだけじゃなかった」

P「それは?」

涼「……今から言うことは、確かなことではないから、
 絶対に他言しないでくださいね」

P「……ああ」

涼「……」


涼「デビューしてからずっと、絵理ちゃんのまわりでは……、
  不思議な出来事が続いていたんです」


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