過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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594:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 22:40:04.16 ID:IolXCW+Ko

P「……」


P(……やっぱり、そうか)

P(ずっと前に貴音から聞いた、
 響と貴音が961プロに所属していた頃に開催されたオーデション……)

P(水谷さんも参加していたその選考で、照明が落ちてくるという事故があり、
 その事故に巻き込まれたあずささんは、心に大きな傷を負ってしまった)

P(もう歌えない、もうステージに立つことが出来ないと、そう思わせてしまうほどの……)


  *  *  *


真美「あずさお姉ちゃん……?」

涼「……うん。真美ちゃんももちろん、覚えてるよね?
  765プロの皆さんは、一年前、絵理ちゃんと一緒にレッスンをしていた時期があったってこと」

真美「……うん。真美、そこでおねーちゃんと仲良くなったんだもん」

涼「絵理ちゃんは、765プロのみんなのことを、とても大切に思っていたみたいなんだ」

涼「そして、当然、あずささんのことも……」

響「……そーだったんだ……」


P(響はその頃、まだ765プロに所属していなかった。
 だから、みんなが水谷さんと交流があったということを知らなかったのかもしれない)

P(……小鳥さんいわく、あずささんが再び立ち上がれるようになったのは、響のおかげらしい。
 更に言えば、響はあずささんの命の恩人であるんだけど……)

P(本人はあまり、そのことを深く考えたことがなかったみたいだな。
 まぁそれも響らしいというかなんというか……当たり前のことだと、そう思っているんだろう)


  *  *  *


涼「……でもそれは、あくまでも、きっかけに過ぎませんでしcた」

涼「もうこんなこと、二度と起こすわけにはいかない。
  そう考えた絵理ちゃんは、調べ始めたんです」

涼「なんでこんなことが起こるのか? もしかしたら、
  自分は呪われているんじゃないかって……」


P(……呪い)

P(尾崎さんも、水谷さんが辞めた直後に、そんなことを言っていたみたいだけど……)



涼「……そしてそれから、紆余曲折あって……、
  あるアイドルデュオが自分に関わっていると、知ることが出来たんです。
  不本意なカタチで知ってしまったというほうが、正しいかもしれませんが……」

P「アイドルデュオ?」

涼「はい。そのアイドルデュオの、ユニット名は──……『riola』」

真美「えっ!? 『riola』!?」

P「……真美、知ってるのか?」

真美「知ってるってもんじゃないよ! だって……!」


真美「『riola』は、真美と亜美がちっちゃい頃に会って……、
   ふたりみたいなアイドルになりたいなって思う、きっかけだったんだもん……」


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