過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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705:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/10(金) 00:43:29.70 ID:eyn3IMe1o

伊織「ぽ、ポンジュース……果汁百パーセントの、オレンジジュース?」

P「ああ。しかも、ただのポンジュースじゃないぞ……」

P「期間限定で発売された、ストレートのポンジュースだ」

伊織「濃縮還元じゃないのっ!?」

P「そうだ」



P(濃縮還元とは……)

P(搾り取った果汁から一度水分を飛ばして四〜六倍に濃縮したのち、
 商品になる際に再び水分を与えて元の濃度へと還元する方法である。
 保管や運搬のコストを下げるためにこの手段を取ることが多い)

P(しかしそれでは、製品化された際には確かに果汁百パーセントとなるが、
 味の面ではストレートに比べて大幅に劣ってしまうようだ)

P(あまり普段からそういうことにこだわっていない俺でもその違いがわかるのだから、
 オレンジジュースには一家言持っている伊織なら……)



伊織「……ごくり」

P「……な?」

伊織「あ、あんたにしては、気が利くじゃない。差し入れってわけ?」

P「今日は伊織のプロデュースを務める、大切な日だから。
 最高の環境で、最高の気分で仕事をしてもらいたいと思ってね」

伊織「そ、そう……それじゃあ、ありがたくいただくわね」


きゅぽん


伊織「こく、こく……」

P「どーだい?」

伊織「……」

伊織「……♪」

P「ふふ……」


P(伊織の顔がゆるっゆるになった)

P(こんなこともあろうかと、以前から準備しておいて良かったな……)


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