過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
1- 20
949:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/24(金) 02:33:50.46 ID:OVhewnhko



「な、なんだ、この鳥……いきなり人の肩に留まりおって……」

ヤンバルクイナ「ふぅ……」

「……」



(──この鳥を、俺はいつか、どこかで見たことがある気がする)

(あれは、いつだっただろうか……)




おーい、ヤン子〜! 自分が悪かったぁー!
もう、もう散歩中に居眠りなんてしないから〜!




「……ヤン子?」

ヤンバルクイナ(以下ヤン子)「クルッポー」

「それが、お前の名前なのか。
それで今叫んでるのが、お前の飼い主……」

ヤン子「ホーホケキョ」

「……はは、なんだか、単純な名前だな。
ヤンバルクイナだから、ヤン子────……」




『えへへ、この子の名前は、ヤンバルクイナのヤン子さーっ!』




「……、」


(……そうだ、俺は、この鳥のことを知っている。
だから一目見た瞬間に、これがヤンバルクイナであるとわかったんだ)

(教えてもらったんだ。俺は、彼女から……この鳥の名前を)




(彼女は、いつだって笑顔で、明るくて……)

(だけど本当は、寂しがりやで……
数え切れないほどの思い出を、一緒に作ってきた)

(俺の……大切な……相棒)




(彼女は、もうすぐそこまで来ている)

(俺が望みさえすれば、俺は再び、彼女に会える……)

(でも……今の俺に、そんな資格が、あるのだろうか)





1 この場に残る
2 この場を去る

>>950
※最後の安価です。どちらかでお願いします


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/812.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice