過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」２
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996:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/24(金) 23:23:54.57 ID:OVhewnhko

響「兄貴、うそ、でも、そんなの……
　　自分が島にいたときは、全然そんな素振り……！」

P「……俺が聞いたのは、ここまで。
　事実が気になるなら、あとは自分で直接本人に確認するといい」

響「……、」

P「……そのためにも、早くトップアイドルになって島に帰らないとな」

響「……うん、わかった……」



P（……どうやら響の中では、『兄がホモビデオに出演していたという事実』より、
　『兄が自分のことを心配してくれたという事実』のほうが、衝撃が大きかったようだ）

P（あるいは、この短期間で、ホモビデオの記憶を消し去ったのかもしれないが、
　まぁいずれにせよ……）




響「……プロデューサー。自分、がんばるぞ」

P「……ああ」

響「がんばって、すぐにトップアイドルになる。
　　それで、島に帰って、その先はまた──……」

P「また何度でも、みんなと笑顔で、手と手を繋いで再出発……だろ？」

響「うん！」




P（……いずれにせよ、俺達のアイドル活動はこれからも続いていく）

P（俺も、響に負けないくらい、頑張っていかないとな。
　彼女が胸を張って島に帰れる、その日まで……）

P（そして、それからも……。ずっとずっと、響といっしょに）



つづく……

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