過去ログ - 真美「進めっ、インフェルノスターズ!」
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90: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/04/09(火) 00:08:11.54 ID:Pqbf1IEi0

 エレベーターの中で、歌詞の紙を開く。
 恋人を思い続ける冬のバラード。
 少し季節外れだけど、それもまたいいだろう。

響「……どうして、自分に渡したんだ?」

 変な疑問が浮かんだ。
 元々フェアリーのために作られた曲であるのなら、
 プロデューサーに渡して美希と貴音に歌ってもらうべきなんじゃないのか。

響「…………でも、千早を認めた、ってことだよな」

 如月千早にこの曲を贈る、って意味と同じだと思う。
 黒井社長はフェアリーの代わりの歌い手に、千早を選んだ。

 ……でも、今ソロプロジェクトを始めるのはあまり良くないかもしれない。
 ユニットの方に集中して欲しいし――千早がそれぐらいで混乱しないのは知っているけど――、フェルノスの勢いを止めたくない。

響「……そうだ、これ……フェルノスなら、イメージにも合うんじゃないか」

 …………黒井社長。千早にも歌ってもらえるし、ユニットの楽曲としてもイメージにピッタリだ。
 言葉に甘えて、好きに使わせてもらうよ。

 Melted Snow。
 それが、幻の楽曲の名前だった。




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