55: ◆GorJQ6qPNeO8[saga]
2013/05/06(月) 01:53:26.31 ID:qFNYi67to
〜〜〜
ひかりさんに家まで送ってもらい、
一緒に薫さん満さんに謝ってもらうと
二人はため息をつきながら帰っていった。
薫さんは“これが遺作展覧会になったら笑えない”と言い、
満さんは“やっぱり舞もバカだったのね、騙されてたわ”と言っていた。
その余裕さに逆に心配してくれていた事をひしひしと感じ私はひたすら謝った。
二人が帰ったあと、ひかりさんは簡単につまめるものを手際良く料理しながら、こんな事を言い出した。
「そういえば、近頃なぎささんよりもほのかさんがよく来るよ」
「え?」
ほのかさん、という名前に少しだけどきりとした。
「ほのかさんさ、なんか妙に舞の事を気にかけてたから……。
意外と仲良いんだねって思って……」
「ほのかさん、か……」
大学院へ進んだ事は知っている。
しかし、最後に会ったのは私が大学四年でほのかさんが大学院に入った時だ。
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