9: ◆GorJQ6qPNeO8[saga]
2013/04/02(火) 01:57:46.50 ID:DjLuhO3Wo
「ちなみに、ほのかには言っとくけど省吾さんには『全部の中で一番になれないのはわかってる。
だから男の中で一番俺のことを好きなら付き合ってくれ』って言われた。
でも、そんなの悪いじゃん?
だから、いつかほのかよりも省吾さんを好きになった時、返事をしますって答えといた」
「……告白されたと最高の笑顔で言ってたから……私捨てられたのかと思ってた」
「私がほのかを捨てるわけないじゃん。
なんてったって、私たちふたりはプリキュア、ブラックとホワイト、永遠のパートナー、相棒。
なにより、私はほのかよりも好きな人がいない」
もう一度、唇を重ねる。
「省吾さんのこともそりゃ確かに好きだけど、どっちか一つと言われたらほのかに決まってるじゃん」
「……じゃあ、もう藤村くんにドキドキしたりときめいたりしないでね?」
クスリと笑いながら、ほのかはなぎさの髪を撫でた。
「それは……無理!
でも、ほのかが一番好き!
ほら、チョコレートを美味しそうと思うのと、ステーキを美味しそうと思うのは違うじゃない?」
これ以上なにも言われないように、ぎゅーっと抱きしめた。
「ほのかの前だと、省吾さん関係の話されても平常心でいられるのになぁ」
ぼそりとつぶやいたなぎさに、普通逆だろ、とほのかは言いたくなった。
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