過去ログ - 【安価】比企谷「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」雪ノ下「その2ね」
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◆5m18GD4M5g
[saga]
2013/05/04(土) 20:48:21.58 ID:v7d/Z+OJ0
比企谷くんと軽いトークを交えながら自宅へ向かって歩いていると、背後から突然声をかけられた。
小町「あれ、もしかして雪乃さんですか?」
雪ノ下「? ……あら小町さん、こんばんは」
振り返ると、そこには私服姿の小町さんがいた。
チェックのプリーツスカートにマリンブルーのシャツ、その上にベージュのジャケットを着用している。
小町「こんばんは! いやー、今夜もなんだか蒸し暑いですね」
雪ノ下「そうね」
比企谷「……おい待て小町、なんで兄である俺をスルーして先に雪乃に話しかけてんだ」
小町「あれ? どっかで見たことある後ろ姿だなーって思ったらお兄ちゃんだったんだ」
比企谷「このガキ……!」
小町「きゃーっ! せんせー助けてー!」
比企谷くんは小町さんの脳天に手刀を振り下ろそうとすると、小町さんはわざとらしい悲鳴をあげて小走りで駆けて行く。
小町さんが向かったその先にいたのは、平塚先生と由比ヶ浜さんだった。
平塚先生は学校で普段着用している黒のスーツ、由比ヶ浜さんは制服姿だ。
平塚「うむ? どうしたのかね?」
小町「目の腐った男の人に襲われかけたんです!」
平塚「なんだ、比企谷のことか」
比企谷「ちょっと先生? なんで『目の腐った男の人』っていう断片的な情報で俺って決めつけるんですか……」
比企谷くんは小町さんの後を追って三人と合流する。
私もそれを追おうとしたけれど、会話の邪魔をするのも悪いと思いこの場で傍観することにした。
由比ヶ浜「あ、ヒッキー。やっはろー」
比企谷「おう由比ヶ浜、もう夜だからハローって時間帯じゃねぇけどな」
平塚「ふむ、やはり比企谷だったか。私の推理に狂いはなかったな」
比企谷「いや、そもそも推理もクソもないと思うんですけど……。っていうか先生、なんか小町達とラーメン食ってきたみたいですけど、その前に俺とラーメン食ったばっかですよね?」
平塚「ああ、そうだな。だが学校でひと仕事終えたらいつも小腹が空くものなのだよ」
平塚「いつもはコンビニで酒とつまみを買って帰るのだが、今日は帰宅する直前で君の妹にメールで呼び出されてな」
小町「えへへっ」
平塚「だからコンビニには寄らず彼女達と合流したんだ」
平塚「そしたら二人はまだ夕食を食べていなかったようだから、私が行きつけの店に連れて行ってだな、今はその帰りだ」
平塚「今回はこの近くにある『前勝軒』という店に行ってきたんだが、あの店はつけ麺が非常に有名でな。今度君も連れて行ってやろう」
比企谷「はぁ……、どうも」
平塚「それと雪ノ下、君もそんなところで突っ立っていないでこっちに来るといい」
平塚先生がこちらに手招きをしているけれど……。
雪乃はどうする? 以下より多数決(先に4票集まった選択肢で先に進みます)
@「いえ、私は結構です」 A「……、わかりました」 B「あれー? 比企谷くんに静ちゃんに小町ちゃんにガハマちゃんだー! あ、雪乃ちゃんもいるー!」
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