過去ログ - 【安価】比企谷「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」雪ノ下「その2ね」
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816:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/05/06(月) 20:41:49.13 ID:yqsSZMog0

屋上へと続く階段を、あたしは何かを踏みしめるように一段一段上っていく。

そしてしばらく上っていくと、開けた踊り場に到着した。

扉に引っ掛かった壊れた南京錠を外して、少し立て付けの悪くなった扉を開く。

屋上に足を踏み入れた途端、まるであたしの侵入を拒むかのように一陣の風が吹いた。

風は私の衣服をはためかせてそのまま後ろへと通り過ぎてゆく。


川崎「(……あいつがここにいたら、きっとまたバカなことを呟いたと思う。……今日は黒のレースじゃないけどね)」


そんなことを考えながら、あたしはフェンス際まで歩いて行く。

そこから地上を見下ろすと、グラウンドから活気のある声が響いてきた。

素振りを繰り返す野球部、シュート練習に励むサッカー部、ラリーを繰り返すテニス部。

全身に大量の汗を流しながら、みな一心不乱に頑張っている。


川崎「(……ま、帰宅部のあたしから言わせてもらえば、心底どうでもいいことなんだけど)」


視線をグラウンドから正門前に移すと、あたしはそこであいつの姿を発見した。

正門の壁に背中を預け、キョロキョロと周りを忙しなく見渡している。……なんであいつはいつもあんなんなの?

しばらくその様子を伺っているの、正門前に黒のワンボックスカーが緩やかに停車した。

あいつはそれに乗り込むと、車はどこかへ走り去って行く。……誰が運転してたんだろ。


川崎はどうする? 以下より多数決

@給水塔のそばで昼寝 

A引き続き、地上の様子を観察する

B屋上にヘンなのがやってくる

C教室に荷物を取りに行く


先に4票集まった選択肢で先に進みます


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