過去ログ - 【安価】比企谷「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」雪ノ下「その2ね」
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964:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/05/11(土) 17:57:45.97 ID:Ggya6W8v0

『やはり雪ノ下雪乃は素直ではない』


【駅前】


雪ノ下「じゃあ比企谷くん、私はこれで」

比企谷「ああ、じゃあな雪ノ下」

陽乃「……あれ? 比企谷くんと雪乃ちゃんだー♪」ダキッ

比企谷「おわっ!? ……は、陽乃さん? 何するんですかいきなり。……っていうか、どっから湧いて出てきたんですか」

陽乃「えへへっ、わたしは雪乃ちゃんと比企谷くんがいるところにはだいたいいるよー♪」

比企谷「なんですかそれ、どこの中二病患者ですか。……まあ演技してる点で言えば似てなくもないですけど」

陽乃「あれー? わたしにひどいことを言う口はこの口かなー? もう比企谷くんったら、強引に塞いじゃうぞー?」

比企谷「……は、陽乃さん、目が笑ってないです。冗談ですから、材木座と同列視してすみませんでした……っ!」

陽乃「まったくもう……、困った子だね比企谷くんは」ペシペシ

比企谷「頭をぽんぽん叩かないで下さい。俺もうそんな歳じゃないんで」

雪ノ下「……っ、」

雪ノ下「姉さん、いい加減その男の背中から離れたらどうかしら。それに駅前で堂々と異性に抱きつくのはどうかと思うのだけれど」

比企谷「そうですよ陽乃さん。……それに俺、背中に爆弾があるんであまり負担は掛けて欲しくないんですけど」

陽乃「そう? だったら抱きつくのはやめて……比企谷くんと腕を組むので我慢しようっと♪」ムギュッ

比企谷「っ、……は、陽乃さん、それも止めて下さい」

陽乃「えー、なんでー?」

比企谷「その、……い、色々とマズイんで」

陽乃「んー? 何がマズイのかなー?」

比企谷「だからそれは……、その……」

雪ノ下「……、」

雪ノ下「比企谷くん、私あなたのことを通報してもいいかしら」

比企谷「……は? ちょ、おい待て雪ノ下、俺は何もしてねぇぞ? つーかその事に気が付いたのなら分かってくれよ、どう考えても不可抗力だろこれ?」

雪ノ下「不可抗力……ね。比企谷くん、そうは言ってもさっき姉さんから解放された瞬間にあなたが逃げ出していれば、今の状況に陥る事はなかったのではないかしら」

比企谷「それは……まぁ、そうだが……」

雪ノ下「それに本当にあなたが姉さんからの腕組みを拒絶しているのならば、普通は一言も断りも入れずに腕を強引に振り解くはずよ」

雪ノ下「なのに比企谷くんはそれをしないということは、あなた自身満更でもないのでしょう?」

雪ノ下「……見損なったわ比企谷くん。所詮あなたも欲望に忠実なただの醜い雄なのね」

比企谷「(……なんで俺こんな酷いこと言われてんの? ていうかなんで雪ノ下のやつこんなにキレてんの?)」

比企谷「(一体全体どういうことだってばよ)」




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