過去ログ - 上条「今日からアイテムの一員になった上条です!」
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239:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/23(火) 13:10:02.02 ID:8Zghcs7u0
――第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦。『終わらない明日へ、戦場を駆る不死鳥』

クルーゼ『キラ君!あぁキラ君!』

キラ『何がしたいんだ――あなたはっ!?』

クルーゼ『絶望が宇宙を覆い!暗闇が未来を閉ざす!私はね、ナチュラルだのコーディネーターだのに興味はないのだよ!』

クルーゼ『私は全てが疎ましかった!人の絆、縁、そして繋がり全てがだ!』

クルーゼ『存在そのものが偽りである私にとって、君達もまた嫌悪の対象でしかなかったのだよ!』

キラ(あの脱出艇――フレイが乗ってる!?)

フレイ(キラ!?来ちゃ駄目っ!)

クルーゼ『サヨナラだ、フレイ君――そしてようこそキラ君、私の住む夕闇へ!』

バキュウウウゥゥゥンッ!

キラ『やめろおおおおおおおおおぉぉぉぉっ!?』

数多の命が散る戦場において尚、死は全てに対し等しく訪れる。
クルーゼの放った一撃がフレイの乗った脱出艇を撃ち抜き、キラが復讐に囚われる。
前大戦の英雄は一線から退き、彼が重い腰を上げるまで多くの人が死に、そしてまたとあるザフトの少年との因縁は修復不能なまでにひび割れる。

クルーゼが一人の少女を殺めた事に端を発する悲劇。
英雄が英雄であり続ければ、ザフトの少年に同じ道を辿らせはしなかったのに。
無慈悲な一撃は脱出艇を容易に貫き、数多生まれる希望が闇で塗り潰される。

だが――瞬間、炎が舞った。

ゴオオオオオオオォォォォォッ!!!

クルーゼ『なんだ……宇宙に、炎、だと!?有り得ない!』


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