過去ログ - 上条「今日からアイテムの一員になった上条です!」
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254:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/23(火) 13:34:06.67 ID:8Zghcs7u0
――××学区の路地裏の前

麦野「あー居た居た。芋虫みたいに這いずり回ってるわ」

一方通行 ビクビク

垣根「マジかよ!?うっわー……」

麦野「良し、んじゃ取り敢えず――フレンダ!」

フレンダ「おっけーって訳!」

ドオオオオオオオォォオンッ!!!

垣根「おいっ?自分のバス吹っ飛ばしてなにやってんだよ!?」

麦野「猟犬部隊全キルしたに決まってんでしょうが」

垣根「いやいや、決まってるって言われても」

麦野「よいしょっと……うわ軽っ!?セロリ、フレンダより軽っ!」

フレンダ「あたしを引き合いに出すのやめて!」

麦野「アタシの友人のFさんと同じぐらいだわ」

フレンダ「変わってないよね?でもちょっと友人カテゴリに入ってて嬉しかったけども!」

垣根「いやいや、俺らはそいつぶっ殺すってのが仕事だろうが!」

麦野「なぁ第二位――いや、垣根帝督。あんた第一位に拘ってたわよね?アンダーライン使ってアレイスターと交渉するとかなんとか」

垣根「あぁ」

麦野「で、アンタはこんなクラゲみたいな『最強』をぶっ倒して自慢する訳だ?」

垣根「それは……」

麦野「つーか学園学園って信じられるの?あんたが第一位になったとして、クローン一万人ぶっ殺すとか、ワケ分からない実験が待ってんのは目に見えてるでしょうよ」

麦野「そんなつまらない『最強』、そんなもののために戦ってんのかよ」

垣根「……学園都市230万人、ぶっちゃけ余所に能力者が居るとも思えねぇし?つー事は実質上の人類最強決定戦、憧れねぇ奴ぁ居ないと思うぜ」

麦野(実際にゃアックアみたいな規格外もいるんだけどな)

垣根「お前だって似たようなモンだったろうがよ。超電磁砲のクローン計画、邪魔してたのは少なからず嫉妬もあった筈だよなぁ」

麦野「あーうん。まぁ確かね。それはそうだったわね」

麦野「……あんた、この間さ『好かれる資格がない』って言ったの覚えてる?」

垣根「あー言った言った――いやでも関係無いだろ」

麦野「アタシも色々考えたんだけど、やっぱ考えるのは止めたわ」

垣根「はぁ?なに、開き直ったって?」

麦野「資格があろうが無かろうが、結局人を好きにならずには居られないみたいだし、何より黙っていられる性分じゃないのよね」

麦野「腹が減ったらメシを食ったり、眠くなったら横になったり、男が欲しくなったら酔ったフリすんのと同じもんよ」

垣根「いや最後のは明らかにおかしい!話がリアルで引くわ!」

麦野「結局何を考えようが、どうかしたくたって無理なものは無理って話」

麦野「それでよ、垣根。アンタはこの萎びたセロリぶっ殺して学園第一位サマになりたいの?」

麦野「アタシらを戦わして回収しようとしたクソどもにチヤホヤされたいって?」

麦野「第一位になって何がしたかったのかまでは分からねぇが、それってわざわざ学園側に認めて貰わなくちゃ出来ねぇのかよ?」

垣根「……成程。『学園側がどう来ようと勝手にやれ』つー事か?悪かねぇが」

垣根「そういうお前はどうだってんだ?学園側に喧嘩売ってまで何がしたいんだ?」


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