過去ログ - 上条「今日からアイテムの一員になった上条です!」
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265:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/23(火) 13:51:16.68 ID:8Zghcs7u0
――潮岸邸内部

麦野(あー暇ね。つかさっさと帰りたいんだけど)

麦野(セキュリティは切られているし、あっちの戦闘には首突っ込みにくいし)

フレンダ「麦野っ麦野っ!」

麦野「なによ。私はあんたのかーちゃんじゃないんだから、って」

麦野「気持ち悪っ!?なんだソレ、人ぐらいの大きさのゴム?肌色で服着せて、趣味悪いって話じゃねぇだろ」

フレンダ「何か廊下に一杯落ちてる訳。何かピクピクしてるし」

滝壺「ふたりとも、それ!さわっちゃ、ダメ!」 ブルブル

麦野「大丈夫よ。爆発物とかそういうのは仕掛けてないっぽいから」

滝壺「拡散力場を感じる……!それも、これも!」

フレンダ「って事は何?結局このゴムっぽいのは――」

麦野「全身の骨を抜かれた――人間!?」


――炎燃えさかるショッピングモール。少し前

上条「これが、俺達の答えだ」

上条(ショチトルには逃げられたが、人払いの結果は解けた。スプリンクラーの復旧も時間の問題だろう)

ステファニー「……あーあーうんうんそーですか、そりゃ凄いですねー。なんでしたっけ?好きな人の手を離さないとかなんとか?」

ステファニー「でもだからどーしたって――」

上条「今度はお前――いや、お前達が答えを出す番だ。聞いているんだろう、ショチトル!?」

ショチトル(隠形術式がバレたか!?)

上条「このまま敵を討つのか、大事な奴の側についていてやるのか。お前達が選べよ」

上条「本当お前らが大事な奴のためを思っているんだったら、こんな所でドンパチしている場合じゃねぇだろ!」

上条「大事な奴が良くなるように走り回って、その上で側に居るのが『筋』じゃねぇのかよ!」

上条「俺は戦う力がないから、つって置いて行かれた人間だから分かる!」

上条「好きな人間――絹旗が傷つくのは苦しいし、辛い!」

上条「出会って少ししか経ってない俺達だってそうなんだから、お前達だってそうだろうさ!」

上条「砂皿が目を覚ました時お前が居なかったら、妹と可愛がっていた人間が消えちまったら、それは寂しいに決まってんだろ!」

ステファニー「お、遅いんですよ!私はもうここへ来てしま――」

ショチトル(結社を裏切れる訳が、ない!)

上条「いい加減目を覚ませよ!もしもお前達が自分の復讐しか見えないってんなら、誰を犠牲にしても巻き込んでもしていた!」

上条「俺と絹旗が遊んでいる時、幾らでも後から撃てた筈だ!」

上条「それをしてないって事は、お前達は自分でも気付いてんだよ!」

絹旗「……上条っわたしの後へっ!」

絹旗(この人だけは!死なせない、超絶対に!!!)

ステファニー「あ、ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

ガガガガガガガガガガガッ!!!

絹旗(窒素装甲が張れる!でも窒素缶で補充した分で超ギリギリっ!?)

絹旗「その、ですね。上条」

絹旗(例え次の瞬間、わたしが命を落としたとしても)

絹旗「この手を――」

上条「あぁ、離さない!」 ギュッ


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