過去ログ - 上条「今日からアイテムの一員になった上条です!」
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[saga]
2013/04/23(火) 15:21:46.24 ID:8Zghcs7u0
――更に30分後。23学区の空港内
上条「つまり俺のツレとフレンダが何故が、俺の乗るべきだった超音速旅客機に乗って移動していると」
絹旗「……字面にすると超冗談のような単語ばかり並んでいますが」
麦野「ま、向かっちまったもんはしょうがないわよ。問題はフレメア、あなたとお姉ちゃんはどこへ行くつもりだったの?」
フレメア「にゃあ」(フライトチケットを見せる)
上条「俺と同じイギリス、だな」
絹旗「でしたら二人で追い掛けて、現地で合流するのが超ベターかと」
麦野「んー……」
上条「どうした麦野」
麦野「上条、アンタは『アイテム』やらアタシらがピンチになったらどうする、つーかどうしてきたっけ?」
上条「そりゃ首を突っ込むさ」
麦野「うん。そこに関して疑うつもりはないわ」
麦野「でも当然、アンタが困った時にはアタシ達が首を突っ込む。これは分かるわよね?」
上条「まぁ一応は」
麦野「以上を踏まえた上で聞くんだけど、アンタ、学園が用意した超音速飛行機使ってイギリスまで何しに行くのよ?」
上条「えっと、だな。それはまぁ――」
麦野「あぁ最初に言っておくわね。アンタがもし『危険がある』って言うんならアタシ達は仲間として同行するわ」
上条「じゃ、じゃあ――」
麦野「かといって『危険がない』って言うんだったら、アタシ達は友人として同行するから?だって観光とか里帰りとか、そういうんでしょ?」
上条「ちょっ!?それは無いって!」
絹旗「麦野、あんまり上条を超困らせないでください」
麦野「ってもなぁ。仲間は助けるけど、助けさせないってのは――それは仲間だと認めてないのと一緒よ?」
絹旗「あぁいえいえそういうのではなく」 ギュッ
上条「あ、あの絹旗さん?俺の手を握って何をしているんですか?」
絹旗「この手を離さないだけで超充分かと」
麦野「なるほどねー」
上条「もっとタチ悪りぃよ!物理的に逃がさないって宣言だよな!?」
滝壺「かみじょう」
上条「……何?」
滝壺「諦めも、大切」 ウンウン
フレメア「にゃあ、上条はモテるんだな!」
麦野「うん、そうなのよ。フレメアちゃんもぎゅってしたい?」
フレメア「大人のレディは人前ではしたない事はしないのだ!」
麦野「……あのアホに聞かせてやりてぇわね」
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