過去ログ - 上条「今日からアイテムの一員になった上条です!」
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339:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/23(火) 15:55:58.30 ID:8Zghcs7u0
――ヴィリアン追撃

キャーリサ「……ふむ。まぁお前の言い分は分かったし。で、それでどーする?」

キャーリサ「盗んだカーテナ=オリジナルを秘密の場所へ隠した、だから自分は殺すな?」

フレンダ「大体合ってる」

キャーリサ「殺してくれ、と懇願するまでぶつ切りにするってのも、まー楽しそーではあるが」

フレンダ「で、でもそれじゃオリジナルの場所は分からないでしょ?」

キャーリサ「だから?それがどーした?」

キャーリサ「まさかお前、私が剣一本無ければ失敗するようなクーデターを計画していた、なんて思ってはいないだろーな?侮辱にも程があるぞ」

キャーリサ「無いなら無いでそれだけの話だし」

フレンダ「つ、強がり言ってんじゃないわよ!」

キャーリサ「かも知れないな。そーじゃないかも知れないが」

キャーリサ「とゆーかヴィリアンが居ない時点で剣の行方も大体分かるし。大方あの無能に持たせてカンタベリーへ向かわせたんだろ?」

キャーリサ「あのグズは戦えない。戦わないのではなく、戦えないの。調和だ愛だの人徳だの言っているが、それこそただの『幻想』なの」

フレンダ「別にヴィリアンが戦う必要はない訳!足りないモノがあれば、あたしが補えばいい訳だし!家族とかっ、友達とかって結局そういう訳だし!」

キャーリサ「……はー、飽きたし」 ヒュンッ

フレンダ(早っ!?)

ガスッ、バキッ!

フレンダ「げふっ!?」

キャーリサ「こいつが『カーテナ=セカンド』だ。レプリカだが、何本でもあるし」

キャーリサ「お前には『王権』の話をしたよな?王権を持つ者が増えれば、増える程、有り難みは薄れるって」

キャーリサ「つまりコイツがただの棒切れであったとしても、他の王族を皆殺しにした後、私が持てば『カーテナ』と変わらないし」

フレンダ「くる、ってる……」

キャーリサ「それはお前の方だし。さっさと逃げれば命は助かったろーに。なんであのバカの馬車に残って、私達を待ってたの?」

フレンダ「足止めに決まってるじゃない!友達だし」

キャーリサ「あーうんうん。感動しすぎで×れそーよ」 ガッ

フレンダ「くぅっ!」


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