過去ログ - 上条「今日からアイテムの一員になった上条です!」
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370:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/23(火) 16:37:54.95 ID:8Zghcs7u0
――数日後。王立墓地

フレンダ「あーうん、ここ」

フレメア「にゃあ」

上条「ここ……眠っているのは、その」

フレンダ「パパとママよ」

麦野「そうかよ」(手を合わせる)

麦野「あんたらの娘は、出来は良くないけど。まぁ面倒は一応見るから心配すんな」

フレンダ「酷っ!?出来って!」

絹旗「あ、じゃわたしも」(手を合わせる)

絹旗「フレンダは今日も超フレンダです、まる」

フレンダ「意味がっ!?意味が分からない訳!」

滝壺「……ん」(手を合わせる)

滝壺「…………分かった、うん」

フレンダ「あれ?もしかして今降霊的な事しなかった?」

滝壺「娘二人の名前を『ふれ』で始まるようにしたのは、反省していると――」

フレンダ「言わないでっ!?時々二人で病院の待ち合い室とかで待ってたら、『フレ――』って呼ばれると、二人どもビクってなるんだからっ!」

フレメア「にゃあ」(手を合わせる)

フレメア「……………………にゃあ」

フレンダ「もういいの?次は、また来年になるわよ」

フレメア「大体ー、いつも一緒なのだ!」

フレンダ「……うん。それは、うん、そうよね」

上条「んじゃ俺も」(手を合わせる)

上条「えっと、娘さんは普通です」

フレンダ「ふ、ふつー……?」

上条「だから、誰だって仲良くなれるし、誰の心の痛みも分かってくれる」

フレンダ「……あ」

上条「寂しい時にはぎゃーぎゃー騒ぐし、楽しい時にもぎゃーぎゃー騒ぐ」

フレンダ「……なにそれ。騒いでばっかり」

上条「だからフレンダの周りには人が集まる。彼女の笑顔が見たくて、彼女を笑顔にしたくて」

フレンダ「っ!」

上条「あなた達の娘さんが独りになる事はないよ。いつも、彼女を慕って助けてくれる人達が周りに居るから」

フレンダ「その、えっと!」

上条「ん?」

フレンダ「い、いやっ何でもない訳よっ!」

上条「そう、か?」

フレンダ「…………うん。別に、何でもない訳よっ」


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