過去ログ - 上条「今日からアイテムの一員になった上条です!」
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725:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/28(火) 10:24:56.64 ID:d5klvOyh0
ワシリーサ「……何割、本当かしらね?」

アックア「そもそも我々魔術師が取るに足らない脅威であるならば、接触しようとすらしなかった筈である」

アックア「そう考えると全てがブラフでもおかしくないのであるが」

エリザリーナ「でも一理はあるかもれしないわ」

ヴェント「わたし達の業界が廃れるって事か?」

エリザリーナ「魔術とは才能のない人間が努力して得られる力。でも科学とはもっと分かり易く、しかもある程度オープンになっている」

エリザリーナ「どちらかを選べと言うのであれば、多くの人間の信頼を得られるのはあちらでしょうね」

アックア「何を愚かな事を」

エリザリーナ「酷い言い草ね」

アックア「魔術だ科学だ、どちらが覇権を握ろうとも、そして握らなくてもすべき事は変わらないのである」

アックア「涙する者がいれば、神の慈悲にてその泣く理由を変えるだけの話であるな」

エリザリーナ「……科学万能、と呼ばれる時代にあっても救われない者は居る、か」

ワシリーサ「飽食の時代とか言われているけど、食べられるのは一部だけって話もあるわよね」

ヴェント「そもそも科学が全てであるならば、あの島国はとうの昔に全ての信仰を捨てている筈」

ヴェント「でも都市部でもビルの谷間にTempleはあるし、地方へ行っても町のあちらこちらに大きな神殿が建てられている」

ヴェント「それを見ると信仰と科学の共存も可能なのかも知れないわよ」

アックア「あの少年に感化されたのであるか?」

ヴェント「表へ出ろクソ野郎」

ワシリーサ「いいなー、私も会いたかったわね」

エリザリーナ「右席同士の戦いは国へ帰ってからやって頂戴。あ、写真ならそこにあるけど」

ワシリーサ「へー……やだっ!白くて歪んでで可愛いっ!」

ヴェント「違うわよ。その隣だっての」

ワシリーサ「あー、ギャングっぽい子ね。嫌いじゃないけど、ちょっとおっきいかな」

アックア「それも違うのである。私の右隣だ」

ワシリーサ「……なに?アメリカのラッパーみたいに、回りに女の子侍らせてるんだけど?」

エリザリーナ「……と言うか全員で記念写真なんて、どう考えても有り得ないんだけど」

アックア「まぁ色々あるのであるな」

ワシリーサ「それじゃわたしもそろそろお暇しようかしら」

エリザリーナ「色々とありがとう。独立国を代表して感謝します」

ワシリーサ「感謝ならウチの総代主教によろしく。今回の件で一番割を食ったのはあの子だから」 ガチャッ

エリザリーナ「えぇ。落ち着いたら是非お会いしたいわ」


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