過去ログ - 上条「今日からアイテムの一員になった上条です!」
1- 20
734:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/28(火) 10:35:57.55 ID:d5klvOyh0
浜面「ぐおおおおぉぉぉぉぉっ!!!」 ズズズズッ

囚人B「HAMADURAが動いたっ!?」

囚人C「速い……そして力強いストロークだ。まさに第一位と呼ばれるだけはある」

囚人B「でもおかしいよな?どうしてあんなにスゲェの二つ名を持たないんだ?」

年期の入った囚人「必要ないからじゃよ」

囚人B「爺さん?」

年期の入った囚人「確かにHAMADURAは二つ名を持たない」

年期の入った囚人「例えば『レインメーカー』であれば、その姿に感動する者が泣き崩れる」

年期の入った囚人「儂が若い頃に呼ばれていた『超竜』であれば、一撃一撃が恐竜のように重い」

年期の入った囚人「『二つ名』とは『名前が知られていない』証拠でもある」

年期の入った囚人「が、HAMADURAはHAMADURAだ」

年期の入った囚人「HAMADURAもまた、その名を知らぬ者はおらん以上、わざわざ二つ名を持つ必要がない」

囚人B「スゲェな……」

浜面「……おおぉぉぉぉぉっ!」

囚人C「……いや、何かおかしいぞ?」

囚人B「確かに、少し遅くなった」

年期の入った囚人「いかん!一線を離れていたため、普段の勘を取り戻せないのじゃ!」

囚人B「お、おい。脅かすなよ。まさか――」

年期の入った囚人「……最悪、このままゴール手前で力尽きるかもしれんな」

囚人B「馬鹿なっ!?HAMADURAが負ける訳がない!」

囚人A「……いや、ブランクはあって当然だ。それだけ『脅威』は強いって事なんだろ」

囚人B「そんなっ!?クッソ!何とかする方法は無ぇのかよっ!?」

囚人A「……HAMADURA、頑張れ……っ!」

囚人B「お前、叫べる程体力が――」

囚人C「HAMADURAっ!負けるんじゃねぇっ!」

囚人B「……HAMADURAっ!戦ってくれっ!俺達の分までっ!」

囚人A・B・C「HA・MA・DU・RA!HA・MA・DU・RA!HA・MA・DU・RA!」

年期の入った囚人「……おぉ、立ち上がる気力もなかった男がっ!」

男一「――だけじゃねぇよ」

男二「だな。正直、拍子抜けだぜ」

年期の入った囚人「キサマらはっ!序列三位の『獣神』と序列第六位の『野人』っ!」

囚人B「あ、あんた達も応援に来てくれたかのっ?」

野人「誰があんな野郎に会いに来たんだ!見に来たんだよ!」

獣神「……いや、同じじゃねーか」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1037.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice