過去ログ - 僧侶「ねえねえ、勇者様」 勇者「なんだい?僧侶ちゃん」
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634: ◆5eMN8sHsbY[saga]
2014/04/23(水) 19:41:00.31 ID:VgFIAPDoo
>>632
王様はその辺のアイドルより人気者です

>>633
その通り、王様だからですね


[王様に必要な素質は何だろうか?]


魔王「王よ」

王様「何だね?」

魔王「王は部下が今まで戦死した人数を覚えているか?」

王様「もちろんだ、昨日までの時点では99822人だ」

魔王「本当に覚えているのか」

王様「済まない、嘘だ。私の代では戦争は起きておらん、戦死者は0だ」

魔王「そうか、そうなると俺も0だな」

王様「人間と魔族、理解して歩み寄って生きてる。良いことだよ」

魔王「平和過ぎな気もするがな」

王様「その平和で最初は死の商人共がうるさかった、でも私が黙らせた」

魔王「商売の斡旋でもしたか?」

王様「いや、私が一人で連中の所に出向いて交渉したけど、そのままケンカだよ。私に勝てたら国をやる条件を出してな」

魔王「ここにいるって事は負けなかった訳だ」

王様「大体は私の本気さが分かると黙ったよ、こいつ狂ってるなんて目で私を見てな。中には血の気が多いのもいて、30人位とはやり合ったよ」

魔王「ほお、その30人にも勝ったわけだ」

王様「1対5でも私に1回も触れられず負けた連中がほとんど、タイマンで唯一私に一発入れられたのが今の近衛兵だ」

魔王「なんだ、奴は商人上がりか」

王様「見どころはあったよ、私直々に鍛え上げてやったら今や兵の中で一番強くなりよった」

魔王「王も自分の立場をわきまえろよ、何かあったら国の問題だぞ?」

王様「平和と言う割に手荒な事もしてたのは反省してる、若気の至りで済ますには到底許されん蛮行だろう。だが、この程度で負けるようでは国を治める者として、これまで安定した政治が出来なかったとも思ってはいるよ」

魔王「王たるもの、強くあれ…か」

王様「国が危機になれば、私が矢面に立って民を守らねばならんしな」

魔王「それは言えてるな」

王様「これからもそうならない事を私は強く願うよ」


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