過去ログ - モバP「うさみんせいじんのそうぞうりょく」
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44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/04/02(火) 14:15:11.65 ID:TTlMlF/M0

ナナはそれまでの事を、プロデューサーに話しました。

ずっとアイドルになりたかったこと。
失敗に背を向けて、諦めようとしていたこと。
何もかもを失って、夢を取り戻したいと思ったこと。

だから、かな。

その後に続けて、プロデューサーに話したこと。

ナナはウサミン星からやってきて。
歌って踊れる声優アイドルを目指してて。
ラブリービームだって出すことができて。

そんな話にも、一言も笑ったりしませんでした。
今までの人は、笑うか、渋い顔しかしなかったのに。

プロデューサーだけは、真剣に聞いてくれました。

あのときは、本当に嬉しかったんですよ?
ナナの歳すら聞きませんでした。

だから…プロデューサーは今でも、ナナの活動を笑ったりしない。
ナナのこと、つまり…ナナのアイドルへの気持ちを知っているから。

『履歴書だけは、社長に出さないといけないので』

『けど、中身は見ません。ウサミン星人、ですから』

『みても、住所が分かりませんし』

『あ…地球の、仮の住所だけは、社長から聞いておきますけど』

そう言って、笑ってくれて。
今でも、その履歴書は社長しかみていないって。

この前、ちひろさんが笑って言っていました。




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