過去ログ - 「一緒に星を見に行きませんか？」
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2013/04/02(火) 17:54:57.52 ID:NPljDoPZ0
「おにーちゃん起きてー！あーさーだーよー！」
起こしに来た妹の声で目を覚ます。ぼんやりとした頭で、今日が始業式だったこと思い出す。
体を起こすと、妹が咎めるような声をあげた。
「あーっ、また電源付けっ放し！」
妹が指差しているのは、子供の頃親に買ってもらったプラネタリウムだ。壁や天井にたくさんの光がうっすらと見える。
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2: ◆eVTspgSo0QC2[sage]
2013/04/02(火) 17:56:00.53 ID:NPljDoPZ0
「ちゃんと消して寝ないとダメだよ？」
「ごめん、眺めてたら寝落ちしちゃったみたいだ。」
3: ◆eVTspgSo0QC2[sage]
2013/04/02(火) 17:56:49.69 ID:NPljDoPZ0
でも、仕方ないと思うのだ。
そこそこ都会なこの町では、空を見上げても飛行機くらいしか見えない。
それに中学の時は天文部が無く、星好きの友人もいなかった。1人で山を見に行くのは高校生になってからと親に言われていたため、僕が見たことのある星空はこのプラネタリウムだけだった。
4: ◆eVTspgSo0QC2[sage]
2013/04/02(火) 17:57:36.43 ID:7Cs/u0Ij0
でも、今日からは違う。
ちゃんと高校に天文部があることも確認してある。部活動で星を見に行くこともあるはずだ。
この学校では始業式から一週間は仮入部扱いだが部活動に参加することが出来る。
5: ◆eVTspgSo0QC2[sage]
2013/04/02(火) 17:58:20.91 ID:NPljDoPZ0
(天文部、楽しみだなあ。)
天文部で活動内容に思いを巡らせながら、僕は朝食を食べにリビングへ行った。
6: ◆eVTspgSo0QC2[sage]
2013/04/02(火) 17:59:07.84 ID:NPljDoPZ0
とりあえずここまで。
空白がちょいちょいおかしくて申し訳ない。
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