過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/02(火) 22:13:43.36 ID:Y3hy9anU0
一方通行と決着を着ける前に、どうしても行きたいところがあった。やりたいことがあった。
だから美琴は急ぐ。四時間もかかるような用事ではないので十分に間に合う計算だが、時間にゆとりは持っておきたかった。
行き先は花屋。学園都市ではそう多いわけではないが、無論ないわけでもない。
脳内で場所を検索する。そういえばこの病院からそう離れていないところに一軒あったのを思い出す。
いつもは花屋になど行くことがなかったから、全く意識したことはなかった。
今の今まで美琴にとって背景でしかなかった店。
しばらく歩き、目的の店へとやって来た美琴。
入店すると自分の他にも二人ほど客の姿が見えた。
一組の男女。カップルなのだろうか、などと思いながらそんなことはどうでもいいと目を逸らす。
今の美琴は明確な目的があってここに来ていて、更に制限時間もあるのだ。
あまり余計な時間は使えない。
店内には多くの色とりどりの花が並べられていて、非常に綺麗な光景だった。
一年中あらゆる花が手に入るのは学園都市の利点だ。
現にもう冬だというのに店内には向日葵が大きく咲き誇っている。
見方を変えれば季節感の欠如とも言えるのだが、学園都市では今更な話だ。
美琴も季節感といったものを全く気にしないわけではないが、そこまで気にするわけでもない。
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