過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
1- 20
217: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/05/10(金) 00:34:09.01 ID:RyvpB6bW0
そうなると、垣根帝督、なのだろうか?
そうだ。考えてみれば美琴は垣根の知り合いなんて一人も知らない。
どころか垣根について知っている情報などないに等しい。
嫌な予感がする。やはり勘違いなのではなかったのかもしれない。
このまま放っておくと、取り返しがつかないことになるような―――。

「今日はね、あなたにお話があってやって来たのよ。
あなたの大事なお友達……そう、垣根帝督についての話が」

ゾクッ、とあたりの雰囲気が一変したような気がした。
この少女の出したその名前に、やはり自分の予感は正しかったのだと知る。
一体この少女は何を美琴に話すのか。
美琴はいつの間にか荒くなった息を整え、少女を無言で先を促す。
覚悟を決める。きっとこの少女がこれから話すことは途轍もなく重要なことだ。
もしかしたら、垣根が何に苦しんでいるのか分かるかもしれない。

「これを受け取って」

心理定規が差し出したのは一枚の地図。
第一九学区にあるとある工場に赤で丸印がつけられている。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/821.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice