過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/05/22(水) 00:57:44.82 ID:NWEpM7fj0
散々偏光能力を使い麦野を翻弄し、そして今回は正直に真正面から攻撃したのだ。
美琴の口車に乗せられ、偏光能力にのみ警戒していた麦野は美琴からすればただの的でしかなかない。
能力によって強化され、腰の入った美琴に無防備な腹を激しく殴打された麦野は思わずその場に片膝をついた。
美琴はその隙を逃さず好機到来とばかりに追撃をかける。
麦野は何とか反応し、左の閃光のアームを叩きつけるがそれは虚像。
止めることの出来なかった本物の美琴の一撃に頭を揺さぶられた。
「がァァああああああ!! うっぜぇんだよクソガキがあああああああああああ!!
チマチマチマチマとちゃっちぃやり方しやがって!!」
そして、麦野沈利は取り戻した冷静さを再度失う。
今度は先ほどよりも強く。
反応も鈍くなり、攻撃は単調で大振りになり、晒す隙も大きくなる。
美琴はそれらを突き確実に攻撃を叩き込んでいく。
「どうしたの? もっと頑張りなさいよ」
だがこれも美琴の作戦の内。あえて一度冷静さを取り戻させ、そして再度それを失わせることでより強い興奮状態へと陥らせる。
あえて挑発するような言葉を選んだのも意図的だ。
もはや麦野は完全に美琴の術中に嵌っていた。
冷静さを奪われ、形勢は確実に美琴へと傾いていた。
学園都市第三位。あらゆる事象を自軍とする女王はその手数で以って愚かな挑戦者を圧倒する。
超電磁砲は超能力者の第三位に座する理由を、実力を存分に発揮していた。
美琴が偏光能力を使っているのか使っていないのか。
右か左か。後ろか前か。頭に血が上りきった麦野はそれらに対処出来ず、ただされるがまま。
だが、圧倒的優位に立った御坂美琴には二つだけ誤算があった。
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