過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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345: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/05/31(金) 00:13:55.07 ID:Ip6KJfEp0
麦野は過去の光景を思い出す。
いつものファミレスに屯って、くっついてくるフレンダを引き剥がしたりした。
絹旗の持ってくるC級映画の情報に呆れたりした。滝壺はいつもボーッとしていた。
そして麦野の鮭好きに皆にため息をつかれたりもした。

以下略



346: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/05/31(金) 00:15:43.95 ID:Ip6KJfEp0
「お前みたいな生き方も、出来るんだね」

そう言ったのは麦野。
突然のその言葉に、美琴は意味が分からない、と目をぱちくりさせた。

以下略



347: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/05/31(金) 00:17:42.43 ID:Ip6KJfEp0
学園都市の『闇』はあまりにも深く、粘着質だ。
一度捕まればもう抜けることは決して出来ない。
そのままぬぷぬぷと、底なし沼のように際限なく深みに嵌っていってしまう。

だが御坂美琴はそんな『闇』に何度も触れていながらも取り込まれることはなかった。
以下略



348: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/05/31(金) 00:19:42.80 ID:Ip6KJfEp0
そこに飛び込むことはあっても、絶対に帰ってくる。
とっくにそう決めていた。
そして美琴にはまだもう一仕事残っている。
かけがえのない親友である垣根帝督と会わなくてはならない。
麦野の妨害を受けたが、もともと垣根のところに行くつもりだったのだ。
以下略



349: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/05/31(金) 00:21:15.12 ID:Ip6KJfEp0





以下略



350: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/05/31(金) 00:23:30.90 ID:Ip6KJfEp0





以下略



351: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/05/31(金) 00:28:56.77 ID:Ip6KJfEp0
垣根帝督は暗部の人間にしてはかなり人間味のある方だ。
敵対する者であっても小物なら見逃す。
だが不運なことに今の垣根は不機嫌だった。いや。そんなものではない。
今までにないほど、完全に荒れ狂っていた。

以下略



352: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/05/31(金) 00:30:20.90 ID:Ip6KJfEp0
だがそれも長くは続かなかった。
安定を取り戻した垣根だったが、ある事件をきっかけに垣根の心は再び不安定となった。

それが御坂美琴と一方通行との一件。
あの問題に解答などあるはずがなかった。何をどうしても待っているのは悲劇だけのはずだった。
以下略



353: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/05/31(金) 00:30:53.15 ID:Ip6KJfEp0
(何でだよ。何であんな終わりがあるんだよ。
おかしいだろうが。何をどうしても待っているのはバッドエンドのはずだろうが。
あんなハッピーエンドなんざ悪党に用意されてるはずがねえだろうが!!)

垣根帝督の中の“それ”は限界を迎えようとしていた。
以下略



354: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/05/31(金) 00:41:35.45 ID:Ip6KJfEp0
投下終了である

次回はいよいよあの二人(とりあえずぼかしてみる)が対峙します

ここで注意!
以下略



355: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/05/31(金) 00:46:35.72 ID:Ip6KJfEp0
    次回予告




以下略



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