過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/02(火) 00:04:56.67 ID:WA1Iw3Q90
「『グループ』にリーダーはいねェ。だが強いて言うならシスコングラサン金髪野郎が実質のリーダーだ」
「誰よそいつ……」
「魔術師、だとよ」
「……その人大丈夫なの? 何か妄想の世界に浸ってない?」
一方通行は魔術についてほとんどを知らない。
だがいつか役に立つだろうからと、三つだけ教えられた。
魔術なるものが存在すること。土御門元春と海原光貴は魔術師であること。
―――そして能力者が魔術を使うと拒絶反応が起き、その逆も然りであること。
「ま、そういうこった。依頼を受けて動くんだがな、上の連中は飼い犬程度にしか思ってやがらねえ。
いつまでも素直に従ってやると思ってんのかね」
そう言って、垣根はクック、と笑った。
もとより垣根は誰かに飼われるような生活はごめんだ。
だからこそ、抗うつもりでいた。
親船最中を暗殺したり、『ピンセット』を強奪したりして。
だがこの分だとどうやらその計画はおじゃんになりそうだが。
「いつか飼い主面してやがるクソ共を噛み殺してやろォと企む奴は多い。
俺も、そこの第二位もな」
その悉くが失敗するンだが、と付け加えて一方通行はため息をついた。
だが一方通行と垣根帝督は超能力者の第一位と第二位。
つまり世界で一番のスペックの頭脳の持ち主と、二番目の頭脳の持ち主だ。
この二人が本気で起こす反乱は、少なくとも他の連中のものよりも大きな成果を残しそうである。
「俺がチキン野郎の潮岸の隠れ家を知ってるのも、そういうことだ。
情報ってのはあればあるだけいい。それがどんなものでも知っているってのは武器で、知らねえのはそれだけで弱みだ」
第二位の頭脳を持つ男は不敵に笑う。
垣根にはあらゆる情報を記憶し、分類・整理し、それを計画に組み込める自信がある。
そして真実それができるだけの技量を持っているのだろう。
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