過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/02(火) 00:09:41.12 ID:WA1Iw3Q90
「知っているってのが強みで、知らないのは弱みってのは納得」
美琴は一人頷いた。
一方通行、垣根帝督に次ぐ頭脳を誇る美琴。
美琴もまた膨大な知識を有しているために、それが分かるのだろう。
知っていれば、悪質な詐欺にかかることもない。
知っていれば、何事にも上手く対処できる。
そして知らなければ、騙されたり誤った情報を正しいと思い込んでしまう。
かつての上条当麻が、完全記憶能力を誤解してしまったように。
二人の魔術師が、いい様に利用されてしまったように。
「テメェはあまりに無知過ぎんだよ。その頭は見せかけだけでカラッポですってか?」
「ハァ? 二番目がなァに偉そォな口聞いてンですかァ? 死にてェのか?」
「あ? いいぜ、殺してみろよ。殺れるもんならな」
またも険悪な空気を醸し出した二人に、美琴が勘弁してくれと言わんばかりの表情を浮かべる。
結局こうなると自分が制止しなければならないのだ。
これで何度目だろう。既に胃が痛い。
(やだ、私ハゲそう……)
流石にこの歳でハゲるのは絶対に御免被る。
とはいえこの場で殺し合われても困るので、嫌々制止。
すると意外とあっさりこの二人は引いてくれる。
だったら頼むから最初から喧嘩すんな本当お願いだから。
そんな美琴の思いが届くことはおそらくない。
「……そろそろ時間だ。行くぞ」
一方通行が携帯で時間を確認して言った。
途端に垣根の目つきが変わり、美琴の表情も厳しくなった。
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