過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/04(木) 23:50:19.99 ID:g7lwC82X0
「全く無様だよねぇ。あれだけ啖呵を切っていた超能力者とは思えないね」
馬場は倒れている垣根のすぐ近くまで近づき、下卑た笑みを浮かべて垣根を見下ろした。
「聞いたよ。君、御坂美琴に懐柔されたんだってね?
他人に精神を委ねている時点で二流。超能力者って言ってもそんなことも分からないのかね」
馬場は笑う。
馬場芳郎は気付かない。
「御坂美琴もとんだクズ女だよね。
言葉巧みに君たちをここにやって、自分だけは残ったんだから。
やっぱり超能力者なんてのはゴミクズの集まりだよ」
馬場は続ける。自身が見下ろす垣根帝督の変化に気付かないまま、続ける。
馬場芳郎は気付かない。
「どうせ君を懐柔したのだって、自分のいい様に利用するためだろうね。
そもそもクローン共だって御坂美琴が原因で作られたわけだし? 一万殺しの大罪人だ。
君もずいぶん情けないが、御坂美琴はもっと―――ぐぇっ!?」
突然馬場の言葉が途切れた。
垣根帝督が、動けないはずの垣根帝督が立ち上がり、その手で馬場の首を絞め上げている。
続けてT:GDが何かの力で一瞬で吹き飛んだ。
馬場にはそれを認識することも出来なかった。全てのT:GDはバラバラになり、その動きを完全に停止させた。
垣根が何をしたのかも分からず、その予備動作一つすら認識できなかった。
「―――ペラペラペラペラと上の口からビチクソ垂れ流しやがって。
ムカついた。ああ、大いにムカついた」
キャパシティダウンは、正常に動作している。
甲高い、耳に障る特有の音が鳴り響いている。
この空間において能力はまともに使えないはずなのに。
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