過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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664: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/05(金) 00:06:42.75 ID:NsgbMn5B0
垣根帝督を怒らせたことが、馬場の死因だった。
垣根帝督の前で御坂美琴を引き合いに出したことが、間違いだった。
垣根帝督の前で御坂美琴を侮辱したことが、彼の運命を決定した。

「テメェの愚かさを呪え。悪いがテメェには死んでもらう。
死んで働き者にでも生まれ変わりやがれ」

「たっ、助け―――」

「聞こえねえな、そんな寝言はよ」

白翼を一振り。
まるで豆腐のようにあっさりと馬場の上半身と下半身が分断される。
たしかに感じる骨を砕き、筋繊維を断裂させる感触。

血と臓物を撒き散らして、馬場芳郎は倒れていた。
おそらく何が起きたのか理解できていないのだろう、馬場はまだ意識があった。
その顔にあるのは戸惑い。自分の身に起きたことを把握しようと必死だった。
だがそんな行為に今更意味はない。自らの下半身が切り離されていることに気付いた馬場はショックで失神してしまった。

放っておいても間違いなく死ぬだろう。
だが垣根は容赦をしない。馬場は絶対に見逃しはしないと、この手で必ず殺すと決めていた。
手から『未元物質』を放ち、その心臓を穿つ。
こうして、馬場芳郎は呆気なく絶命した。

「……おかげさまで気分悪くなったぜ」

垣根帝督は馬場の死体にもはや意識を向けない。
もともとここには潮岸に会いに来たのであって、こんな雑魚共とお遊戯をしに来たわけではないのだ。
垣根は部屋を出る直前、血と肉と死体に彩られた部屋を見て、やはり美琴を外に残したのは正解だった、と笑った。


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