過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/13(土) 23:38:50.16 ID:1Q7PmUHI0
「な、ンだ、今のは……!!」
一方通行は麦野沈利と面識がない。
会ったことがないのだから、当然その能力も見たことがない。
金属を易々と食い破っていく圧倒的破壊力。何もかもを防いでしまいそうな盾。
故に、一方通行はそれを見てこう思ってしまった。
『これが、この破壊の力が恋査という女性の力である』と。
それはある意味では正しく。ある意味では的外れでもあった。
少なくとも。現在の状況において、その認識は命取りになりかねないものであることは確かだった。
「何か大きな勘違いをしているようですが」
恋査はカツ、と一歩前に出る。それに伴いガシャコン!! という嫌な音がまたも鳴り響く。
科学的で巨大な花が開き、そしてすぐに閉じる。
「私の力は、学園都市第四位の超能力者の有する『原子崩し』ではありませんので。
あなたは私に対する認識を、そもそもの根本から取り違えている。
学園都市第一位、『一方通行』。それが私という存在に対しては決定的な武器とはなり得ないということを、あなたは理解すべきです。
何故なら―――……」
恋査の言葉はそこで途切れた。
割り込んだものの正体は携帯の着信音にも似た小さな電子音。
一方通行ではない。恋査の方から鳴っている。
恋査は何の躊躇いもなく通信に応え、一方通行の眼前で何者かと会話し始めてしまった。
「……オイ。敵の目の前でそンな全身お好きなところをぶち抜いてくれとばかりに隙を晒すンだ。
『いつでも殺してください』ってことでいいンだよな?」
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