過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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892: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:21:39.21 ID:Ey27nqdF0
「痛ってえな」

突如粉塵を薙ぎ払って、目も眩むような白光が現れる。
白い超電磁砲のようなそれはあっさりとファイブオーバーを破壊し、スクラップにしてしまった。
科学技術の粋が爆発音と共に無へと帰す。
だがそれを見ても五人は動じない。
まるでこうなることが分かっていたかのように、その表情は冷静なままだ。

「毎分四〇〇〇〇発、しかもその一発一発が本家『超電磁砲』以上。とんでもないオモチャだよね」

突然不自然な突風が吹き、粉塵が薙ぎ払われる。
そこから現れたのは白い翼を優雅に広げる垣根帝督の姿。
いくらガトリングレールガンといえど所詮は物理的な力押し。
軌道を捻じ曲げたりなどして耐えることはできるようだった。
もっとも長時間ずっと撃ち続けられて耐えられるかと言われればそれはまた別の話なのだが。

そもそもが単純な物量で『未元物質』を突破しようとするのが間違いなのかもしれない。

「勘違いしてるみてえだな。こんな出来損ないのクソが御坂を超えてるわけねえだろ。
ああ、いや単純な火力で言や間違いじゃねえのかもしれねえがな。
第三位は応用力の異常な高さが売りなんだ。ただ馬鹿みてえな火力を撃つだけなら第四位と変わらねえよ。あまり御坂を舐めてんじゃねえぞ」

「知ってるよ。でも今必要なのはアンタを蹴散らせるだけの火力。
この場ではファイブオーバーで正しいのさ」

「そうかい」

「このファイブオーバーはモデルケース・レールガンだけどさ、そう遠くない内にファイブオーバー・フルカスタムとか出そうだよね」

「あながち馬鹿らしいと一蹴できねえのが学園都市の怖ぇところだな。で、それが効かなかったわけだが手詰まりって捉えていいのか?」

「冗談。まだまだだって」


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