過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/15(月) 01:24:30.32 ID:Ey27nqdF0
そして、五人の対角線上にある方向。
反対側の、垣根たちのいる一階上の階層の、とある一室。
そこはテラスのようにこちら側へせり出していて、一面ガラス張りになっている。
おそらくそこからこの巨大な空間を見渡せるようになっているのだろう。
今はその大きなガラスが完全に割れていて、そこから銃身が身を覗かせていた。
巨大なカマキリのような形をした駆動鎧の。
前脚に折りたたまれていた、圧倒的な兵器が。
「もう、一台……ッ!?」
「ファイブオーバーが二台だけなんて言った覚えはないスけど」
「それじゃあ、親愛なる第二位様。良い夢を」
どこまでも冷酷に、無慈悲に、放たれる。
この時、即座に反応し防御体勢に入っていれば凌ぎきれただろう。
だが放たれたのはガトリングレールガンだけではない。
相園、細魚、友莉、真紀、子雛。『白鰐部隊』の五人が構築した何らかの砲台。
そこからも超音速の砲弾、次いでそれが自壊し莫大で広範囲に渡る衝撃波が撒き散らされた。
おそらくは、彼女たちの虎の子というヤツなのだろう。
そちらに垣根は反応してしまった。それが致命的だった。
ガトリングレールガンは音速の三倍で迫ってくる。即座に反応しなければ間に合わない。
その僅かな猶予を更に削ってしまったのだ。
加えて五人の放った砲弾も音速以上の速度で迫ってくる。
今から反応して、間に合うか。
怪我さえなければ問題なく対応できただろうが、現実は違う。
垣根を挟撃するように襲う二つの攻撃。
その内片方でもまともに食らえばただでは済まない。
大前提として、垣根帝督は人間である。だからこそ様々な攻撃に耐えられるのは『未元物質』による力なのだ。
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