過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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90: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/04/14(日) 00:27:06.51 ID:SfF/g84n0
やはり即答だった。
答えに躊躇いはなく、一方通行の覚悟が分かる。
そもそも、打ち止めが天真爛漫な笑顔で一方通行の話をしていた時点で、分かっていたことかもしれない。
もし一方通行が善性など欠片もない最悪の虐殺者だったなら、打ち止めがあんな笑顔を見せることはなかっただろうから。
御坂美琴が一方通行を信じるわけではない。そんなことは出来はしない。
ただ打ち止めが信じた一方通行を信じたのだ。

「そう。信じるわ、アンタのその言葉。
今の言葉、胸に刻んで絶対に忘れんじゃないわよ」

「そこだけは信じてくれて問題ねェ。絶対に約束は守る」

「分かった。じゃ、改めてもう一度言うわ。……打ち止めを、よろしくね。
それと、打ち止めを幸せにしてくれて、ありがとう」

「……あァ。任せろ」

「それにさ、単純に打ち止めがアンタといたいと思ってるからってだけじゃないのよ。
こうやって話して、確信した。そりゃアンタを許すことなんて絶対に出来ない。
けど、今のアンタ以上に打ち止めを想ってくれる人なんて多分いない。
過ちを犯したからこそ、なのかしら」


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