過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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92: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/04/14(日) 00:34:55.87 ID:SfF/g84n0
「……ありがとな、オリジナル。絶対にその期待は裏切らねェよ」

一方通行が感謝の言葉を口にした。
そんな言葉を最後に言ったのはいつなのだろう。
もしかしたら今まで一回も言ったことがないかもしれない。
以下略



93: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/04/14(日) 00:35:58.36 ID:SfF/g84n0
不意に沈黙を破った一方通行に思わずそんな声が出てしまった。
そういえば先ほど一方通行の能力を封じてから、ずっとそのままだった。
たしかにもう封じる必要はないだろうけど。

「別にいいけどさ。能力使うつもり? 何に?」
以下略



94: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/04/14(日) 00:36:48.97 ID:SfF/g84n0
「何かそれ一発芸みたいね」

「ブン殴るぞ」

「やってみなさいよ」
以下略



95: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/04/14(日) 00:38:47.37 ID:SfF/g84n0
まるで友達同士のような会話をする二人。
だが当然二人は友達などではない。なることも出来ない。
美琴も進んで一方通行と一緒にいたいとは思わない。
たしかに一応の和解は済んだが、だからといって仲良しこよしなんて絶対に無理だ。

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96: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/04/14(日) 00:40:13.38 ID:SfF/g84n0
「……なァ、オリジナル」

「何よ?」

少し驚きながら振り向くと、一方通行がバツの悪そうな顔をして立っていた。
以下略



97: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/04/14(日) 00:41:46.78 ID:SfF/g84n0





以下略



98: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/04/14(日) 00:42:42.20 ID:SfF/g84n0
(……あァ。やっぱ、俺なンかよりオマエこそが最強に相応しいぜ、オリジナル)

あれだけ自分の心を、矜持を貫ける。それは一方通行にはできなかったこと。
一方通行にとっての理想のヒーロー像をそのまま具現化したような人間があの少女。
上条当麻がそうであるように、一方通行にとっての希望なのだ。
以下略



99: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/04/14(日) 00:43:22.84 ID:SfF/g84n0
美琴は決して部外者などではない。むしろある意味では全ての中心とも言える。
それに彼女の去り際の言葉からしても、やはり話すべきだったのかもしれない。

だが一方通行はそうしなかった。
こういった荒事は既に血に塗れている自分が行えばいいと思ったからだ。
以下略



100: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/04/14(日) 00:44:42.97 ID:SfF/g84n0




一方通行と御坂美琴は、超能力者だ。
以下略



101: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/04/14(日) 00:47:21.54 ID:SfF/g84n0





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