過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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925: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/18(木) 23:37:39.37 ID:mkb+o6si0
彼女たち『アイテム』の実力を侮っているわけではない。
そもそも実力云々の話ではない。
彼女たちだけを残して、後処理を押し付けるのが心苦しいだけだ。

「私だけ何も話せてないんだけど何これ!?」

「うるせぇぞフレンダァ。おい、お前にはお前のやるべきことがあんだろ。
お前は何しにここに来た? この第二位の出来損ない共と戦うためか?
違うだろ。ここは私らに任せて自分のやるべきことをやれ」

御坂美琴の目的。何故自分はここに来た?
第三次製造計画。妹達。間違ってもこんな連中と戦うためではない。
それは絶対に果たさなければならないことだ。
彼女たちがここまで言ってくれているのなら、それに甘えてもいいのではないか。
全てを一人でやろうとしてもそれは絶対に無理だ。

「分かった。……無事でいなさいよ。約束」

「分かった分かった。んじゃしっかり任されたわよ」

美琴が走り去ったのを確認して、麦野沈利は戦闘体勢を取る。
愚痴っていたフレンダも流石に顔つきが変わり、暗部に相応しい表情を浮かべる。

「それじゃ行きますか。……『アイテム』、久しぶりの出陣だ」

そして青白い不健康な色をした閃光『原子崩し』―――正式名称『粒機波形高速砲』が場を舐め尽くした。


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