過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/18(木) 23:45:05.44 ID:mkb+o6si0
「うるせえよクソが!! いちいち声がでけぇんだよオマエ!!
いつかオマエの喉も張り裂けんぞ!! つうか裂けろ、今すぐ!」
「何ッ!? くそっ、根性が足りなかったか!!?」
突然削板は壁に頭を何度も何度も勢いよく打ち付け始めた。
情緒不安定なんじゃねえのかこいつ、と垣根は本気で思った。
ガン、ガン、ガン!! と激しく打ち付ける。
壁は金属製で、そんなことをすれば当然頭を痛める結果が待っている。
だがどういうわけか破壊されているのは壁の方だった。
金属製の壁がどんどんとへこみ、その形を変えていく。
どうなってんだお前。
「おいやめろ、もう完全に穴が空いてんじゃねえか」
「第七位……ねぇ」
何か考え込むように腕を組む五人を無視して、削板は垣根に向き直る。
彼の頑丈な体は傍目にも分かるほどに傷だらけだった。
以前垣根が負わせた甚大なダメージが流石にこんな短期間に全回復するわけもなく。
よって削板は今も手負いのままだった。
「んで? 何でお前がこんなところにいんだよ。つか何でここが分かったんだ?」
「そんなもの根性があれば何とでもなる!!」
「なってたまるか。クソみてえな精神論垂れ流しやがって、本当に昭和かオマエは。
オマエみてえなのが真面目な学生を脱水症状で殺すんだよ」
ちなみに削板がやって来たのも、この場所が分かったのも、全て雲川芹亜によるものだ。
決して根性によるものではない。
超能力者と『木原』のこの戦いにおいて、相手が相手だけに戦力が多くて困ることはない。
如何に手負いとはいえど、削板軍覇という大戦力は非常に頼りになるものだ。
超能力者というものは多少の条件の違いがあれど決定的に揺らぎはしない。
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