過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/18(木) 23:49:32.64 ID:mkb+o6si0
「ただ第二位とどこかの誰かさんにはボロ負け。
第三位とは決着は着いてないみたいですけど、全力で防御してもその攻撃を完全には防げなかったとか」
「また解析不能の力を使うって言っても、基本的には見えない力を撃つくらいみたいスね。
つまり実態はともかく目に見える現象としては、念動力と大差ない。
少なくとも第二位のように太陽光が殺人光線になるような、本当の意味で不可思議な現象を起こせるわけじゃない」
『白鰐部隊』の特性上か、かなり細かいところまで削板の情報を把握していた。
削板だけでなく他の超能力者たちの情報もしっかり把握しているのだろう。
「……つまり、お前たちは何が言いたいんだ?」
「要するに、さ」
五人はフッ、と不敵に笑い、弾かれたように動き出す。
「第一位のように全てを『反射』するわけでもない」
「第二位のように法則もろとも塗り替えるわけでもない」
「異常に体が頑丈とはいえ限界は当然ある」
「第三位との戦いでは分かりやすい限界が見えたし」
「わけの分からんその力も、現象としては『未元物質』のようなことができるわけじゃない。
しかも重傷を負っていて弱体化してるっていうオマケ付き」
つまり、彼女たちの言いたいことはたった一つ。
「「「「「テメェの限界は見えてるっつってんだよクソ野郎」」」」」
真紀を皮切りに、合計五人の少女たちが空中通路の手すりから躊躇なく飛ぶ。
背中や太ももから翼のようなパーツを生み出して落下の速度や角度を明確に変更。
タンクや階段などの側面に足をつけては高反発のゴムのような力で弾かれるように宙を進む。
角度や速度をあえて少しづつずらし、撹乱を狙うように全体としては円を描くように。
相園美央、兵頭真紀、坂状友莉、和軸子雛、夜明細魚。
五匹のワニは一斉に削板軍覇へと食いかかった。
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