過去ログ - 【安価】京太郎「清澄にチャンピオンがやってきた」和「3スレ目です」
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791: ◆HrLD.UhKwA[saga]
2013/05/02(木) 01:13:54.24 ID:IICvVF0X0
安価→1 帰り道、何か言いたそうにしてたけど、俺、何かしたっけ?


京太郎(やっぱり気になるな。帰り道、普段ははっきりしてる和があんな風に何かを言いかけて躊躇ってたのって、何かあるよな)

京太郎『帰り道、何か言いたそうにしてたけど、俺、何かしたっけ?』

和『いえ、そういうわけじゃありませんから、気にしないでください』

京太郎『もしもさ、何か悩んでることがあったら、相談してくれよ。俺じゃ、何の役にも立てないかもしれないけど。俺たち、仲間だろ?』

和『仲間、そうですよね。でも、メールで話すような内容でもないですし。今度、絶対に話しますから』

京太郎『ん、そっか。わかったよ。もし、和が困ってるなら絶対に力になるよ』

和『須賀くんは優しいですね』

京太郎『大切な友達が困ってるんだ。当然だろ?』

和『もうこんな時間ですし、おやすみなさい』

京太郎『ああ、おやすみ。また明日な』

京太郎(和の奴、何か悩んでるみたいだけど、俺が力になれるといいな)



和「……大切な『友達』ですか」

和「そうですよね。私は彼にとって麻雀部の仲間で、それ以上でも何でもない」

和(でも――)

和「――もし、彼が私の中の感情を知ったら、どんな顔をするんでしょう?」

澄ました顔の下でひそかに恋慕を寄せ、彼と親しげにしている照に嫉妬している自分を、もしも京太郎が知ったりしたら。

今日だって、他の選手の試合を見に行こうと京太郎を誘ったのもただの口実だ。

ただ、彼と一緒にいたかっただけ。

照と一緒に帰る彼を見たくなかっただけ。

和「……ごめんなさい。京太郎くん」

和「私は全然、あなたの思ってるような仲間思いの女の子じゃないんです」


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