過去ログ - 【安価】京太郎「清澄にチャンピオンがやってきた」和「3スレ目です」
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◆HrLD.UhKwA
[saga]
2013/04/03(水) 02:18:56.18 ID:BZCEsgzF0
合宿最終日 昼
晴絵「それじゃあね。あなたたちと合宿できて、本当に良かったわ」
久「それはこっちの台詞ですよ。色々とご指導ありがとうございました」
穏乃「和、次は全国の舞台で絶対に会おうね!」
和「はい。穏乃たちもお気をつけて」
憧「龍門渕も風越も強いけど、清澄なら絶対に勝てるわよ!」
優希「わかってる、絶対に負けないじぇ!」
玄「私たちも絶対に全国に行くから、清澄も頑張ってほしいのです!」
まこ「おう、全国で待っとるけんのう」
灼「全国で当たる、そのときは負けないから」
互いに別れを惜しむように言葉を交わし合う清澄と阿知賀の面々。
と、
宥「あの、京太郎くん」
京太郎「はい、何でしょうか?」
宥「これ、予備の予備のマフラー。京太郎くんにあげるね」スッ
京太郎「えっ? いいんですか?」
宥「うん。だから、風邪ひかないように気を付けてね?」
京太郎「はいっ、ありがとうございます。帰ったら絶対メールしますから!」
宥「楽しみにしてるね」ニコッ
晴絵「あっ、須賀くん、別れる前にちょっといいかな?」
京太郎「えっと、何でしょう?」
晴絵「言おうか言うまいか、ずっと迷ってたんだけど、やっぱり言うわ」
京太郎「そんなに大事な話なんですか?」
晴絵「正直言うとね、合宿中、きみが自分の力に呑まれないか不安だったんだ」
京太郎「え?」
晴絵「私も昔、自分の力に振り回されて、危うく道を踏み外しそうになったところを、ある人にボコボコにされて、無理やり元の道に戻された身だからね」
晴絵「きみのことを他人事とは思えなかったんだ」
京太郎「そうなんですか」
晴絵「でも、きみの周りにはきみが道を踏み外しそうになったら、ちゃんと導いてくれる仲間がいるだろ?」
京太郎「……そうですね」
晴絵「それに、きみは指導者なんていないなんて言ってたけど、小鍛治プロっていうちゃんとした指導者もいるみたいだし」
京太郎「気付いてたんですか?」
晴絵「きみの打ち筋に、ところどころ彼女の影が見えたからね。私の洞察力を舐めてもらっちゃ困るよ」
晴絵「だからさ、気が向いたらで良いから、彼女に阿知賀の赤土がよろしく言ってたって伝えてもらえるかな?」
京太郎「わかりました。絶対に伝えておきます」
晴絵「うん、それじゃ、私の話はこれでおしまい。これからも精進したまえよ、少年」
京太郎「ありがとうございました、先生!」
こうして俺たちの合宿は幕を閉じた。
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