過去ログ - P『スマン、今日限りでプロダクション解散だ』ほたる『』
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:19:48.22 ID:ARD5bOf20
アイドルマスター・シンデレラガールズより白菊ほたるちゃんのSSです。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:22:11.94 ID:ARD5bOf20

 不幸体質──幼い頃からの少女のそれは、自身ではなく周りに振り撒かれるものだった。

友達が病気に見舞われる、唐突に怪我を負う。両親の勤め先が経営不振になる、転職に追いやられる…。

以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/04(木) 01:23:03.15 ID:qUovjHyao
i.imgur.com
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白菊ほたる(13)


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:24:13.92 ID:ARD5bOf20

自分ではどうしようもない『不幸』を振り撒いてしまう少女は、

それでもその境遇に諦観することだけはせず笑顔を忘れないように努める。

以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:26:56.31 ID:ARD5bOf20


『…済まない…このプロダクションも今日までだ』


以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:28:04.41 ID:ARD5bOf20
――――――――――


「………………」

以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:29:24.61 ID:ARD5bOf20

 郊外の公園。ベンチに腰掛け、ほの暗い曇り空を見上げる。

今後のことを考えなければいけないが、何もまとまりそうにない。

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:30:55.41 ID:ARD5bOf20

 同年代では飛び抜けたもので、その都度スカウトされた事からも少女の容姿は確かな愛らしさ。

けれど今その顔は、13とは思えないほど暗いものになっている。鈍色の空がよく似合っていた。

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:32:04.46 ID:ARD5bOf20



『にょわー』ヒョコッ

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:33:18.47 ID:ARD5bOf20

「…っあ…あの……?」

 狼狽える少女をよそに、大きな瞳でじぃーっと眺めてくる。

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:34:08.18 ID:ARD5bOf20



『こら、きらり…怖がってるでしょう…』

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/04(木) 01:34:16.74 ID:qUovjHyao
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諸星きらり(17)


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:35:08.36 ID:ARD5bOf20

「うきゃー」


「すみませんお嬢さん。ちょっと目を離した隙にこの子が走り回るものだから…」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:37:41.17 ID:ARD5bOf20
>>3,12
画像どもです



以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:39:00.69 ID:ARD5bOf20



「13歳…?いや失礼、大分大人びて見えたものですから」

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:40:08.82 ID:ARD5bOf20


「……………」

少女の話を聞き終えて黙り込むプロデューサー。そんな冗談を…そう笑い飛ばしてしまいたくなるが、けれどほたるの纏う雰囲気がその軽口を挟ませない。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:41:04.21 ID:ARD5bOf20

「…なぜアイドルになろうと?」


「……認めたくなかったんです…自分が皆を不幸にするだなんて…。アイドルになって、誰かを笑顔にすることが出来れば……そうすれば…私は……」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:42:07.61 ID:ARD5bOf20


「おまたしぇー☆」

と、そこできらりが走って戻ってくる。額にじんわり汗をにじませ、満面の笑みで飲み物を差し出す。…フルーツミックス、おしるこ、ナタデココジュースのラインナップ。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:44:44.42 ID:ARD5bOf20

缶ジュースを受け取ったほたるは、愛想笑いを浮かべられるくらいには落ち着きを取り戻していた。


「きらりさん……私にはアイドルなんて…」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:45:56.33 ID:ARD5bOf20


「にょわーっ☆一番、諸星きらりっ、歌いまーっす!『ましゅまろ☆キッス』♪」


以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/04(木) 01:46:50.08 ID:ARD5bOf20

唐突に歌い始めたその歌詞も、当然初めて聞くもの。所々耳に入るフレーズはきらり独特の感性で書いたものなのか、一度聞いただけでは何を唄う歌なのかよく解らない。


「………………」
以下略



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