過去ログ - 千早「ウィンター非常事態……?」
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2013/04/05(金) 00:17:59.74 ID:FUQQlhdl0
警備の首に手を回し、相手が『何か』に気づく前に、一気に捻じ切った。
火花が散り、アンドロイドの体が力を失う。
崩れ落ちる警備の体の向こうで、赤い光が三つ、こちらを見ていた。
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2013/04/05(金) 00:18:33.44 ID:FUQQlhdl0
『そうはさせませんよ!』
相手の背後から黒い影が飛びかかり、相手の銃弾はあらぬ方向へ跳んでいった。
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2013/04/05(金) 00:19:14.97 ID:FUQQlhdl0
『すごい! すごいです!』
小鳥の声は、驚愕から興奮を含んだものへと、鮮やかに変化した。
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2013/04/05(金) 00:20:11.19 ID:FUQQlhdl0
「…………」
彼らは、私の想像以上に役に立つようだ。
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2013/04/05(金) 00:21:33.53 ID:FUQQlhdl0
無意識にため息がこぼれる。
作戦は、想定以上に首尾よく進んでいた。
このまま放っておけば、この船はまず間違いなく『母船』に衝突する。
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2013/04/05(金) 00:22:26.36 ID:FUQQlhdl0
『仕事が早いですね、しっくす』
「私もすぐそちらに向かいます」
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2013/04/05(金) 00:23:24.46 ID:FUQQlhdl0
『見えました。気密扉に接近中です』
四条さんの声の向こう側で、警報音が鳴り響いた。
『……そちらから狙われているようです。小鳥?』
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2013/04/05(金) 00:24:12.03 ID:FUQQlhdl0
「くっ……」
さっきまで上手く運んでいたのが嘘のようだ。
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2013/04/05(金) 00:24:52.58 ID:FUQQlhdl0
『侵入者ヲカく認!』
『排除せヨ! 敗序せよ!』
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2013/04/05(金) 00:26:08.14 ID:FUQQlhdl0
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2013/04/05(金) 00:27:04.53 ID:FUQQlhdl0
万事休す。
重みを増した敵からの銃撃をかいくぐり、それでも私は抵抗を続けた。
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